9:30 - 9:40
9:40 - 10:40
基調講演Ⅰ
≪ 業務プロセスの改革 ≫
日本の自動車市場は成熟化が進む中、特に東京地区おいては輸入車を含め競争が激化しています。トヨタ自動車では、「トヨタアドミニスタ株式会社」というホールディングスカンパニーを中心に、トヨタブランド力と経営効率の向上のため新しい流通政策を実践してきました。
その中で、各社のシステム部門を集約した「株式会社トヨテック」は、新車販売、中古車販売、サービス、バックヤードの業務プロセス改革を担ってきています。
本講演では、この改革を先導した森社長が、標準化・視える化から、お客様へ納期を約束する仕組みづくりまでを、どうリードし、実現したかを語ります。また、現場対応を任された川瀬グループ長は、新しい店舗のあり方に対応する
ITの活用と定着のポイントそして今後の展開と課題についてご紹介します。
11:00 - 12:00
基調講演Ⅱ
「ルネサンス」は、1979年に創業し、現在は、スポーツクラブを中核にヘルスケアサービスを展開し、過去5年で、売上高で18%、会員数で13%と、その事業規模が、着実に成長しています。
一方、健康志向の高まりとともに、スポーツクラブ業界は、緩やかな増加傾向にありますが、昨今では、ターゲットの選択 提供プログラムの多様化等が進み、厳しいサービス競争が始まっています。
ルネサンスは、「生きがい創造企業」として、会員サービスを多段階に設計し、基本サービスの卓越化を図り、独自の顧客価値を提供することにより、お客様の健康で快適なライフスタイルの実現を提案し続けています。
本講演では、サービス現場に精通するIT戦略部長が、顧客価値の向上とオペレーション効率を同時に実現するためのコンセプトづくりとサービスプロセスデザインの鍵をご紹介します。
12:00 - 13:00
13:00 - 13:45
A-1
ビジネスにおけるITの存在意義は、専門家のビジネス・パフォーマンスの向上にあります。従来のBPMにコグニティブ(IBM Watson)を融合することで、自然言語や非構造化データの
検索・分析、更にそれに基づく推論・予測という領域をITで扱うことができ、専門知識を要するビジネス・オペレーションの効率的な実行をサポートすることが可能になります。
さまざまな分野での国内外事例を通して、その効果をご紹介します。
B-1
IoTやFinTechなどデジタル化が進み、業務に必要とされるシステムやアプリケーションの刷新も求められる中、従来型の開発や機能だけでは立ち行かず、あらゆる情報ソースとの疎結合が重要視されています。
本セッションでは、BPMやCASE、Entityを用いた複雑なタスクやプロセスモデルにも対応できる進化系プラットフォームや、アナリティクス機能との融合による効果、国内外でのプロセス改革プロジェクトの事例をご紹介します。
C-1
「自社らしさ」とは何かという問いに明快に答えられる企業は実に少ないものです。製品・サービスともに他社と決定的な差を生み出しにくい環境の中で、貴社は本当に他社と一線を画す「価値」を提供できているでしょうか。
JMACでは「CX(顧客体験)」に正しく着目し、モノやサービスの利用場面を超えて、顧客の体験全体を捉え、真に「自社らしい価値」を生み出すコンサルティングを実践してきました。
本セッションでは、CXをどう捉え描き自社らしさを生み出すべきか、事例を交えご紹介します。
14:00 - 14:45
A-2
ビジネスプロセスのモデリングはとかく膨大になりがちです。ビジネスプロセス・モデルからディシジョンを切り出すだけですっきりとしたモデルができあがります。ディシジョン
分離の効能はそれだけではありません。
本セッションでは、ディシジョン分離の方式DMNを使ったモデリングを解説します。
B-2
業務Naviは、分断した業務を繋ぎ、全ての業務を見える化し、属人化の排除、ボトルネックの解消をして、業務を改善します。
そして、人から人に業務を繋ぎ、新任の担当にもベテランの社員にも社内ルールを順守しつつ、業務処理を確実にできるようにする動くマニュアルとして、さらに進捗の見える化を支援する画期的なソリューションです。
本セッションでは、業務naviを如何に活用しているか、事例を交えてご紹介します。
C-2
昨年のBPMフォーラム2015の講演では、プロセスマップを作成し全社業務を俯瞰することが業務改善活動の第一歩とご紹介し、大変好評をいただきました。
今年はその続きで、プロセスマップをスタートに、どのような点に気を付ければ業務改善活動を効果的に進められるのかを、実際の事例を交えて解説します。昨年の講演内容も冒頭で振り返りますので、はじめて聞く方でも全く問題ありません。
14:45 - 15:15
15:15 - 16:00
A-3
ワークフロー・業務プロセスマネジメント(BPM)の必要性は感じているが、課題が山積みでどこから解決すべきかお悩みのお客様のために、イントラマートのアジャイル導入メソッドとイントラマートの様々なツールを活用した、業務改善への手順を一からお話いたします。
既存システムとイントラマートをうまく活用することで、悩まず手軽に業務改善が実現できます。
B-3
BPM・ワークフロー製品の利用においては「案件の受け渡し」を自動化することに主眼が置かれがちです。確かに、自動的に次の作業工程に進むようになれば、業務の滞留を無くすことができます。しかし、その「作業工程」そのものを自動工程化することができれば、更なる生産性の向上を図ることができるでしょう。
本セッションでは、「値引き率の設定」や「他クラウドへのデータ投入」といったヒューマン工程を「自動工程」に置き換える方法について、利用シーンや効果と合わせてご紹介します。
C-3
BPMを実践するためには業務フロー作成が必須ですが、業務フロー作成からスタートして、業務フローだらけになって、何の業務フローかよくわからなくなって、結局はプロジェクトが頓挫する。
そんなことが各企業で頻繁に起こっています。BPMという最終形に行くには、業務フロー作成以前のステップがあり順番があります。本日は、そのために必要なツールのデモも交えて成功のステップのご紹介を致します。
※定員に達しましたのでお申し込みを締め切りました
16:10 - 16:45
研究報告
最近、製造業のビジネスモデルが、製品の提供だけでなく、お客様の活用を支援するサービスを充実する方向に、急速に変化しつつあります。
また、サービス業では、単なるサービスの強化では他社との差別化が難しくなり、お客様との接点におけるコミュニケーションの機会を生かし、お客様が感動できるサービス、経験を提供することが大切と言われています。
この課題に対応するには、提供するサービスのレベルに分けて、ビジネスプロセスを整備していく必要がありますが、実現にはいくつかの難しいハードルがあります。
本報告では、企業におけるビジネスプロセスの実態を踏まえて、成果を生むビジネスプロセスを実現するためのポイントをご紹介します。
※プログラムの内容、講演者等は変更になる場合がございます。